VPN向け固定ipプラン
普通のインターネットの閲覧だけには特に必要ない固定ipについて、なぜわざわざ取得するのかといえば、VPNのためといった方が多いです。
専用の通信ケーブルなどを設置しなくても、任意の相手とプライベートな通信ができるというVPNは、便利な通信環境として知られています。
これを作りたいからこそ固定ipを取得したいなら、どんなプランが向いているのでしょうか?
たくさんのプランの中で比較的向いているのは、8個以上のアドレスを発行されるプランです。
任意の相手を指定し、お互い自由にやりとりするためには、各メンバーが全員固定ipを持っているのが望ましいですから、1個では足りないわけです。
具体的に何個必要なのかはケースによるでしょうが、最低でも複数個のアドレスが必要なため、8個以上のプランがおすすめとなるでしょう。
なお、なぜ2〜3個のプランではなく8個以上がおすすめなのかというと、多くのプロバイダなどで、1個のプランの次は8個のプランとなっているからです。
3〜4個の固定ipがあれば足りるといった小規模なVPNになる方も多いでしょうが、2〜3個だけ固定ipを発行しているプロバイダは、あまり多くありません。
ほとんどの会社で1個の次は8個となるため、2個以上の固定ipが必要なら最低でも8個のプランがおすすめとなるのです。
ちなみに、2個だけ、4個だけといった数で固定ipを発行している会社も、ないわけではありません。
このような小さい単位で固定ipの発行をお願いできるプランは、小規模なVPNの構築を考えている方にはかなり向いています。
2〜4個くらいの固定ipで十分な方は、このようなプランを選ぶのがおすすめです。
これはどこにあるのかというと、ある通信会社のプランとなります。
その他の条件も含めて、その会社で契約した方がいいと思えば、そちらを選ぶといいでしょう。
逆に、大規模なVPNの構築を考えている方は、もっと大量の固定ipを発行されるプランが向いています。
選べるのは、16個、32個、64個といったプランです。
このように各プランを比較し、VPNに向いているのは、今必要な固定ipの数を過不足なくもらえるプランとなるでしょう。